日本から遠いニャチャン
フランス領時代からのベトナム屈指のビーチリゾート・ニャチャンに憧れる人は多いのではないでしょうか。しかし日本からの直行便は無く、東京からアクセスしようとするとどうしてもハノイかホーチミンを経由しなくてはなりません。

ハノイからだとダナンの方が近いのでそっちに行くべきだと思うのですが、ホーチミン旅行の際にはついでにニャチャンを訪れてみるのもありでしょう。ホーチミン在住の方には週末の旅行先の選択肢になり得ます。
フラットシートで楽々移動

ホーチミンからニャチャンまでの交通機関ですが、今のところ外国人は飛行機か夜行バスで行かれる方が多いと思います。しかし先日乗車したFUTA BUSLINESの昼行便が驚くほど快適で使いやすく、リピートもありだと思えました。ニャチャンへ行くなら日本人の皆様も選択肢に入れるべきです。

バスでの移動は疲れそう、バスターミナルまでの移動が面倒、などといった不安もあるかと思いますが、ホーチミンメトロの開通でニャチャン行きバスの発着する新東部バスターミナルが1区の中心部とダイレクトに結ばれるようになったことと、高速道路の開通でニャチャンまでの所要時間が9時間→6時間強に短縮されていること、ニャチャン行きの昼行バスはカーテン付きのフラットシート車であることを考えると、さほど面倒だとは思えません。

一方、国内線とはいえ飛行機を使うとなると、ホーチミン市内から空港までバス→チェックイン手続き→手荷物検査→ゲートから飛行機までバス→フライト→飛行機からゲートまでバス→手荷物受取→ニャチャン市内までバスと、煩わしいことが非常に多いのではないでしょうか。
しかし、これがバスだと、ホーチミン市内から新東部バスターミナルまでメトロ→バス乗車→ニャチャンバスターミナルからホテルまでgrabかタクシーのたった3行程でニャチャンのホテルにたどり着くことができるのです。これが実にスムーズ。
6時間強の乗車時間はやや長いですが、フルフラットシートでYouTubeを観たり、景色を観たり、本を読んだり、お菓子を食べたり、寝たりしていれば苦にはなりません。途中トイレ休憩やドライブインでの食事タイムもあります。車内後部にはトイレもついているので、女性の方でも安心なのではないでしょうか。
昼行バスならコスパも抜群
気になるお値段ですが、6時間強の乗車時間でなんと驚異の1,620円。これは円安の2025年5月時点での価格なので、円高が進めばもっと安くなるでしょう。いい時間帯の飛行機が基本1万円と考えると、十分すぎる価格競争力です。
これからニャチャンへ行かれるという方はぜひ、FUTA公式ホームページよりニャチャン便をご予約ください。ベトナム語が分からない方は、まずホームページの言語を英語に切り替えましょう。BX Mien Dong Moiと書かれている便が新東部バスターミナルを発着する便です。

所要時間は9時間と表示されていますが、これは高速開通前のダイヤがそのままになっているだけです。そういう適当なところがベトナムらしいですね。

座席の指定もできます。予約が終わったら、あとはスマホで発行されたQRコードをバスターミナルで車掌に見せるだけ。大きな荷物もトランクに入れてくれるので楽々です。
バスのりば情報
ホーチミン側
新東部バスターミナル(Bến xe Miền Đông mới)はメトロの終点駅直結のため、迷うことは無いと思います。体育館のようなターミナルには軽食や売店も完備。広いので早めに着いても椅子に座って待っていられます。
ニャチャン側
ニャチャン中央バスターミナル(Bến xe Phía Nam Nha Trang)はニャチャン郊外に位置しているため、バスを降りたらホテルまでグラブかタクシーを利用する必要があります。それでもニャチャンの中心部まではカムラン空港からよりもだいぶ近いため、安く迅速にホテルへ向かうことができます。売店などもありますが、さほど充実していないため帰りの際にはニャチャン中心部で買い物を済ませておきましょう。


